福岡市科学館では六本松の周辺に生息するコケを観察するフィールドワークを開催しています。
科学館の下にはギンゴケが生息していました。
今は緑色をしていますが、成長すると白っぽく、銀色のように見えることから「ギンゴケ」と名付けられています。谷公園まで探索したところ、ホソウリゴケやコツボゴケを発見しました。
コケは太古の時代から生きています。そんな不思議な生きもののコケを一緒に調べてみませんか?
この歩道は、車道と同じくらいの幅があり、不自然に曲がっています。今は水の気配すらありませんが、この歩道の下には川が隠れているのです。
なぜ川を歩道にしたのでしょうか。地下に埋設したり、ふたをかけたりした外から見えなくなっている水路のことを「暗渠(あんきょ)」と言います。
(科学館から徒歩5分)
カイヅカイブキは、ヒノキ科ビャクシン属。よく茂る木なので、庭木や生け垣、道路の分離帯などによく植えられています。
普段はうろこ状の葉を持つ木ですが、短く刈る、栄養不足や水不足、高温障害などの生育上のストレスにより、針のようなトゲトゲしい「杉葉(すぎば)」が出てくることがあります。これを「先祖返り」と呼びます。
時間の経過とともにトゲトゲがおさまることもありますが、ほとんどは戻りません。
なぜ先祖返りと呼ぶのでしょうか?
(科学館から徒歩15分)
福岡縣護国神社の大鳥居は高さ13m、柱の直径160㎝のヒノキ製です。
台湾の阿里山(アリサン)から切り出されました。
福岡縣護国神社が現在地に遷座したのは、戦時中の昭和18年のこと。この大きな木をどうやってこの場所まで運んだのでしょうか?
護国神社境内には、大きな鳥居、木の鳥居など様々あります。なぜ?どうやって?鳥居について詳しく調べてみませんか?
NHK福岡放送局の屋上には、アンテナがたくさん設置されています。アンテナとは本来は昆虫などの「触角」を意味します。
ここでいうアンテナは電波を空間に放射したり、伝わってくる電波を受けたりする装置のことです。その大きさや形は様々。
それぞれのアンテナがどんな役割を果たしているか、考えてみましょう。ちなみに、夜に活動するフクロウ類の顔は、音を集めやすいようにパラボラアンテナと同じような形状になっています。
(科学館から徒歩10分)(写真:「サイエンススポットまち歩き」参加者)
福岡縣護国神社は、3000本の献木で造成された人工の杜で、特にクスノキやシイノキなどの「保存樹」が30本もある、都心部のなかにあって自然豊かな環境です。
保存樹とは一定の基準を満たした樹木で(樹形が良好で健全であること、地上1.5メートルにおける幹周りが1.5メートル以上であることなど)、貴重な財産として後世に伝えようとするものです。
じつは福岡市は保存樹の数が政令都市のなかで第一位!(科学館から徒歩5分)(写真:「サイエンススポットまち歩き」参加者)
科学館から一番近い川といえば樋井川。一年を通してオイカワ・カワムツ・ナマズなど観察することができます。
都会にあるこの川、福岡では「踊り食い」で有名なシロウオを運が良ければ、2月~4月に見ることができます。
これは海の水と川の水が混在しており卵を産みやすい環境があるから。
以前に比べてとてもきれいになり、生き物がたくさん生息しているのは、地域住民の方が定期的に清掃を実施してくれているからなのです。
科学館から歩いて5分のところにある谷公園。石段を上がると「福岡陸軍墓地」が広がります。小高い場所にある自然。
自然の中には、生き物あり!虫たちは、ぼんやり立っていても見つかりません!身をかがめてよーく観察すると、緑の草の中にカマキリ発見!
バッタはどこにいる?上をむいて、茶色の木の枝にセミ発見!昆虫は自分の身を守るために、住んでいる場所とよく似た色をしています。
かくれんぼする虫を探してみましょう!
博多駅から小笹・鳥飼経由東唐津駅までのJR筑肥線は、1983年、福岡市地下鉄開設のため姪浜まで廃線。
跡地は筑肥街道として整備されました。樋井川筑肥橋には車輪マークとして残っています。
碁盤目に整備された中で、この道はカーブを描いているのがわかります。(六本松4丁目南交差点まで)
六本松421ビルの規模はS・RC造地下1階地上13階建て延べ約3万7,000平方メートル。
商業施設、科学館、九州大学法科大学院、住宅型有料老人ホームなどが入る複合施設です。
もし火災が発生するとエレベータやエスカレータは使えなくなります。そのため非常階段を使って一階までおりなければなりません。
この非常階段や避難ハシゴ、さらに救助袋などを避難設備といいます。救助袋(斜降式)は、ビルの外の地面にある「固定環」に固定します。
「固定環」には数字の蓋がありますので、探してみましょう!
今は裁判所や高層マンション、ビルが建ち並ぶ六本松ですが、以前は九州大学キャンパスのある学生の街でした。
その頃は空が水平に大きく広がり、どんたく花自動車の音楽が遠くからでも聞こえてきました。高層ビルが増えると音はどのように変化するのでしょう。
音は何らかの振動が空気を通して伝わり耳に届きます。障害物があると音は小さくなり、高いと、回り込んで聞こえる音も小さくなります。
反射してやまびこのようにもなります。聞こえる音がどこからきているのか探してみて下さい。
主催:青陵の街・六本松421会
後援:福岡市・草ヶ江校区まちづくり協議会・
草ヶ江校区自治協議会・社会福祉協議会・
六本松商店連合会
特別協力:福岡市科学館・スポーツクラブNAS六本松・特定医療法人財団博愛会 博愛会病院・広橋整形外科医院
お問い合わせ
青陵の街・六本松421会内
六本松健康ウォーク事務局
070-5498-7705
受付時間:平日 13:00~18:00
Copyright © 2022 六本松商店連合会 All Rights Reserved.